夫33歳、ピカピカの1年生

ドイツでフローリストマイスターをめざすオットと、ついてきたツマの日常。(2014年9月~ミュンヘン・フライジングで生活 / 2016年7月オットの卒業とともに帰国しました)

洗濯は修行だ。

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昨日は洗濯に翻弄された一日でした…。

 

私たちは3階に住んでいます。

このあたりでは最初のフロアを

0階だとかE(エントランスフロア)だとか呼ぶので、

日本でいうところの4階分の階段を昇る必要があります。

そして、地下にコインランドリー。

昇り降りは階段だけで、エレベーターはありません。

と、ここまではドイツ家事情ではごく一般的なお話。

 

そしてここからが困ったお話。

● コインランドリーに洗濯機と乾燥機が1台ずつしかない

● 洗濯に3ユーロ、乾燥機に30分1ユーロ必要

● 予約制などがなく、空いていたら使ってOK

● 洗濯終了後、誰かが一度洗濯機のドアをしめてしまうと、また3ユーロ入れないと開かない(→これが、なかなかのくせもの)

 

 

3階から地下への階段を何度も昇り降りするのはやはり大変なので、

“今日は洗濯する!”という日は、オットが家を出発する朝6時半、

地下のランドリールームを覗いて

誰も使っていないかを確認してもらうようにしていました。

そして、LINEで連絡をもらい、

空いているようであればすぐに私(ツマ)はランドリールームへ。

さすがにまだ空も暗い朝6時台では「使用中」に遭遇したことがなく、

平和に洗濯を行えていたのです。

 

でも地下フロアには人が住める部屋もあり、

しかもさすが海外の洗濯機、脱水になるとグワングワンと

大きな音を奏ではじめます。

こんな早朝から洗濯機の音が鳴り響くのは、

ランドリールームのお隣さんに可哀相だし、昨日は遠慮をしてみたのです。

しかし、それが私の大変な一日のはじまりでした…。

 

10時ごろ

洗濯機が空いているのかを確認していくと、あいにく「使用中」。

 

14時ごろ

今度は洗濯物を抱えてランドリールームに行くと、再び「使用中」。

でもどうやら前の人の洗濯はあと13分程度で終わるらしい。

そのままランドリールームで待とうかとも考えましたが、

ひんやりとしたそこでジッとしているのも何だか嫌なので

“並んでいますよ感”を出すべく、洗濯物だけを置いて私は一度自宅へ。

 

15分後、

“終わってるかな~♪”と確認しに行くと、

恰幅の良い女性が私の洗濯物を退けて自分の洗濯を投入しているではないですか!

投入している途中…ならまだ止められるけれど、

まさに投入し終えてドア閉めました!的瞬間…。

えぇ!?!?

これまで他の住人さん達もみんな、

次に使いたい時には洗濯物を置いて“並んでいますよ感”出していましたけど!

それでみんな順番守っていましたけどー!

 

「これあなたが今使っているの?」と英語で聞いてみるも、

その女性は英語が通じない…。

ただなんとなく私が言っていることが分かったらしく、

笑顔で「Ja!」と。いやいや、笑顔で肯定されても…。

 

また、待つのね…と肩を落として部屋へ戻り、

また1時間後…、4度目の正直でようやく洗濯を回すことができました。

この時点で、15時

ちなみに私の前に利用していた恰幅の良い女性と

ここでまたハチ合わせたのですが、

終わった洗濯物を嬉しそうに乾燥機へと移していました。くぅー。

 

うちのアパートメントの洗濯機は終わるのに1時間以上かかるので、

私の洗濯が終わったのは16時半ごろ

ランドリールームに行くと、

恰幅の良い女性の乾燥機の中のものはすでに取り出されていて…

さらに、私の洗濯機のドアも一度閉められた後

 

え!?!?

 

そうです。一度閉められたドアは、ウンともスンとも言わず開きません。

 

3ユーロさらに投入すれば、新しい洗濯物を投入するためにドアが開くのですが、もう洗うものないし!! ドアを開けるためだけに3ユーロって…。やだやだ。

 

諦めて一度部屋へ戻り、オットへLINE。

授業が15時台に終わる日だったので、

そろそろ自宅へ帰り着くオットに

帰宅がてら洗濯機の様子を見てきてもらうようにお願いしたのです。

 

すると帰宅したオットが

「洗濯のスタートのボタンを押したらなんか動き出したよ」と!

 

おぉ!? 詳しいことは分からないけれど、

もう一度洗濯されるのかな?そ

したら洗濯終了後にまた一度ドアが開くチャンスが訪れるかな!?

 

そう思い、2度目の洗濯が終わったであろう18時ごろ

様子を見に行くと、洗濯は終わっているけど、でもまた開かない!!

どうやらスタートボタンをもう一度押すと、

再度はじまったかのように水が出てくるものの

10秒ぐらいでまたピタリと動きが止まってしまうのです。

 

うむむ。

考えた結果、放置することにしました。笑

次の使いたい人がコインを投入してドアを開ければ、私の洗濯物は出せるし、

きっと次の人が取り出してそこらへんに適当に置いておいてくれるだろうと。

実際、前の人の洗濯物を勝手に取り出して使うのは日常茶飯事だし、

何も盗まれたことはありません。

 

夜ごはんも食べ終わった20時すぎ。

私の洗濯物が入り続けていることで困っている人がいたらいけないと思い、

「ドアが開かなくて困っています。ごめんなさい。

もし使いたかったら、3ユーロ入れてみて!そしたらドア開くから…多分…」

と英語で書いたメモまで準備して(えらい私!)ランドリールームへ行くと…、

 

誰かが取り出してくれてるーーーー!!!!

思惑通り、次使いたい人がやってくれていたようです。

 

メモを貼り付ける必要もなく、よかったと安心しつつも、

そこからようやく乾燥機。

21時ごろ

ようやく乾燥機もかけ終わった洗濯物を受け取りに行くことができました!

ふぅー!

 

…ん!?

お、重たい!!!

 

オットが洗濯機のボタンをもう一度押したとき、水が出ていたのです…。

そう、脱水した洗濯物に、もう一度、水が。

水を含んで、無駄に乾燥機で温められた(笑)まったく乾いてもいない洗濯物…、

びっくりするぐらい重たかったーーー!! 

室内に戻り、あらゆるところに干しているのですが

天気の良くない今日、

これは室内で乾かし続けても結局乾かないのではないのだろうか…。

もう一度、乾燥機かな…。

 

 

一度も外出していないのに、洗濯をするためだけに7往復

昇り降りした階段の数、なんと856段(そんな修行要りません…笑)

もう次からは絶対6時半に遠慮なんかせず、

朝早くから洗濯するのだ!と心に誓った一日でした。涙

 

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