夫33歳、ピカピカの1年生

ドイツでフローリストマイスターをめざすオットと、ついてきたツマの日常。(2014年9月~ミュンヘン・フライジングで生活 / 2016年7月オットの卒業とともに帰国しました)

英語も日本語も通じない3時間。

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(前置きです)

オットは2012年11月から今年5月まで、ケルンで暮らしていました。

今通っている『Staatliche Fachschule für Blumenkunst Weihenstephan』から提示された入学条件の一つに

ドイツで1年以上働きドイツ語を学ぶとあり、

その条件を満たす期間、知人を通じて知ったケルンのお花屋さんで働いていたのです。(その辺の詳しい話はまた今度)

ケルンではオーナーのご自宅で暮らしていたので、オーナー宅にはオットの1年半分の荷物がありました。

 

(というわけで、本題です)

この週末、ケルンのオーナーが仕事でミュンヘンに来ることになり

その際、オットの荷物も一緒に車で運んできてくれたのです。

 

といっても、荷物を届けに来てくれた金曜日は

オットは早朝6時半には学校に向かってしまっています。

 

そこで、オーナーが提案してくれたのが

私(ツマ)と一緒に部屋に荷物を搬入

 ↓

私と一緒に車でフライジングの学校へ行く(←!?)

 ↓

金曜日の学校は13時過ぎには終わるので、一緒にランチでもしましょう!

という流れ。

 

おっとっとーー!?

 

この流れが、急きょ前日(木曜)の夜に決まりましてアタフタ。

 

オーナーは英語も日本語も話せません。

私はドイツ語話せません。

にも関わらず、10時過ぎに荷物が我が家に届き

オットの授業が終わるまでの3時間、2人きり!!! なのです。

 

ドイツに入って1カ月半で身についているドイツ語、

よくよく考えてみると、すべてお店の人との会話用なんですよね。

「ごめんなさい・失礼します / schuldigung」

「りんごジュース(炭酸)ください / Ein Apfelschole, bitte」

「トイレはどこですか / Wo ist die Toilette?」

「チーズを探しています / Ich suche Käse」

「お会計をお願いします / Zahlen bitte」

 

これだけ覚えると、まあ店員さんとは簡単な会話が成り立つちますし、

結構覚えたでしょーーー♪フフフん♪

と得意気になっていたのですが、

 

この知識では、ドイツの人たちと日常会話 は、まったく成立しなーい!!

しかも持ってるドイツ語会話帳も旅行用なので(笑)意味なーい!!

 

朝から急いで、

今日、寒い、雨、荷物、運ぶ、重たい など

使えそうな単語のカンペを作って備えたのですが

いざとなるとほとんど出番もなーい!!

(だって、こんな単語ジェスチャーで伝わるんですもの)

 

家へ荷物搬入も終わり、学校に着いたのが11時台。

そこからオットの授業が終わる13時過ぎまでカフェでお茶したのですが、

辞書を開いて単語を指差して、それで会話を成立させる。(写真がまさにその様です)

必死!!

「ミュンヘンであなた(←ツマ)は毎日どんなことをしているの?」

「あの子(←オット)は毎日何時頃帰ってくる?朝出発も早い?」

などオーナーの質問の意味は辞書のおかげで理解できたとしても、

「月曜日は遅いけど、火曜水曜は15時台に学校終わるし、木曜金曜は13時台に学校終わるから、家には早く帰ってこれるよ」

なーんて複雑な答えが返せるはずがない!紙とペンもなかったし…。

 

色んな筋肉を使った3時間でした。

 

せっかくドイツで暮らしているのですし、 日本人だけではなく

こうしてドイツの人とも交流する機会があるのは、とてもありがたいこと。

それであれば、日常会話を成立させるチカラを身につけないといけないな…と

あらためて痛感。

 

単語ごとに辞書を引いて私と会話を成立させようとしてくれたオーナーさん、Danke  schönでした。ふぅ。

 

 

 

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