【イタリア・ミラノ】 スリにご用心!
ミラノ観光の中心地Duomoは要注意スポットです。写真をゆっくり撮れませんでした…涙
■ “ぽかぽか陽気”に出会うイタリア・ミラノ旅行の続き、最終回です!
4) VOGUE編集者が生みだした「10 Corso Como」
楽しかったミラノ旅行でしたが、かなり凹むできごとも。
スリ にあいかけたのです。しかも、 2度も
はじめは気を張って構えていた海外暮らしも、
治安の良いミュンヘン・フライジングにすっかり慣れてしまったのでしょう。
平和ボケしていたのかもしれないなと、ショックを受けました。
備忘録と注意喚起の意味を込め、その手口をご紹介したいと思います。
その① Duomo前でミサンガを配る黒人さんにご注意を!
冒頭の写真Duomo前の広場でのできごとです。
ミラノ観光の中心地とあって、ここには風船を売るおじさんなどがたくさんいますが
その中にいる、カラフルなミサンガを持った黒人さん達にご注意ください!
ニコニコしながら「No money!!」とミサンガを手渡してきます。
それがまたしつこい!
一度目をつけられると数人に囲まれ
「No! NO,THANK YOU!」と断ったところで引きさがりません。
ニコニコしながら「No money!! No problem!!」と、とにかくミサンガを渡そうとします。
私(ツマ)は、騙しとかスリとかそんなことは置いておいて
とにかく しつこいのが大嫌い なので(笑) イラーーー!!
「I DON'T NEED ITって言ってるでしょ!!」とミサンガを投げ返したのですが(笑)
結果としてそれで良かった!
しつこさに負けて、ここで絶対に受け取らないでください。
「しつこいし、無料ならもらっておくか…」 ←これ絶対ダメです
ここでしつこさに負けてミサンガを受け取ると、
今度はニコニコ顔で、腕にはめようとしてきます。
これまた、しつこいです。きっと、腕にはめるまでつきまとわれます。
「旅の思い出に、はめてもらおうか…」 ←これも絶対ダメです
ミサンガを腕につけたら最後、
他の黒人さんに一気に囲まれ「Pay money!(金払え)」って言われます。
はぁ!? No money って言ったじゃん…ですが、
「でも僕たちの商品腕にはめたでしょ」と大勢の黒人さんに言い寄られてしまいます。
(そのようすを目の前で目撃しました)
騙されたくない方は、
絶対に彼らからミサンガを受け取らないでください。
受け取らなくても腕に置いてきたりするので、
返すという手段も含めて断固拒否してください。
ミュンヘンでは、お金欲しくて物乞いしている人はよく見かけますが
ここまで堂々とした、そしてしつこい騙しは見かけないので、ちょっとショックでした。
その② 満員電車にご注意を!
混雑時のメトロの中でのできごと。
私たちが乗っていた車両に、先生に引率された子ども達がたくさん乗って来ました。
その子ども達に押されるように、
オットと私(ツマ)の間にやたらグイッと割り込んでくる一人の女性。
妊婦さんのように見えたので、最初は
狭い電車で子ども達に押されてかわいそうにと思ったのですが
グイッと割り込まざるをえなかったという姿は彼女の演技だったようです。
電車の柱に摑まる片手は見えているのですが、もう片方の手が見えません。
なんか怪しいぞ…まさか…!? と私が自分のカバンの位置を動かすと、
カバンのチャックが開いているのです。
次の駅で人が降りて、身動きが取れるスペースができたので、
何も盗まれていないか中身を確認したらセーフでした。
お財布をカバンの奥の方に置いていたのが良かったのかもしれません。
彼女が本当にスリをしようとした、証拠はありません。
けれど、私がカバンの中身を確認してチャックをしめ、カバンの位置を変え、
彼女の表情を確認すると、
その女性のガムをかむ音が、クッチャクッチャとやたら大きくなり…。
あなた…何も盗めなくてイライラしているね…。笑
それ、確実にクロってことでしょう。
満員電車こそ、貴重品&カバンを守り抜いてください!
海外生活に慣れてきた今だからこそ、気をつけなければと襟を正すできごとでした。
/////
[ひとりごと]
騙されたくない方は、絶対に彼らからミサンガを受け取らないでください ―――
と書いたのですが… それには考えたことがあって。
お金取られる覚悟の上でなら、旅の醍醐味「交流」の意味も含めてミサンガを受け取るのもアリなのかもと
ちょっと思ってしまったのです。
若い黒人さん達。あんな元気に堂々と騙すぐらいですから、健康なのでしょう。
ヨーロッパなら稼ぐことができるかなと考えてアフリカから出てきたのでしょうか…。
もしくは、親の世代からもうヨーロッパで暮らしているのでしょうか…。
一日たくさんの人を騙し続けて、それでもきっと、ちっとも稼ぎにならないでしょう。
そんな彼らは、自分の人生に明るい未来は見えているのかな?
そんな人生にツラくならないのかな?
どんな気持ちなんだろう??
ミサンガにお金を払ったら、喜んでくれたのかな?? それともお金を分捕るだけで交流は生まれない!?
やっぱり観光客を騙してるだけ?!
んー…。
しつこい彼らの手口には、イラッとしますが(← 笑)
旅の思い出だと割り切って彼らからミサンガを購入し
(あの人たちも騙さなきゃ良いのに。堂々と売れば良いのに…)
少し会話してみたいという気持ちも芽生えてしまったのでした。
(しつこくされるの嫌いだから、あの手口じゃ買いたくないけどっ笑)
いやいや、やっぱり、騙し・スリはいかんです。
ご注意ください! キリッ
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