夫33歳、ピカピカの1年生

ドイツでフローリストマイスターをめざすオットと、ついてきたツマの日常。(2014年9月~ミュンヘン・フライジングで生活 / 2016年7月オットの卒業とともに帰国しました)

「Junifest」から1年記念日。

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2014年6月28日、私たちは結婚式を挙げました。

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ドイツ・バイエルン州に位置するミュンヘン

ここで毎年10月に開催される祭典『Oktoberfest』は

近年日本の各都市でも開催され 有名なビールの祭典となりました

大いに歌って大いに踊って ビールをグビッと!

 

『Oktoberfest』のように

みんなで飲んで 歌って 踊って 楽しく盛り上がれる結婚式

ふたりが新婚生活を送るドイツの雰囲気を

大切な皆さまにも体感してもらえるような結婚式

お祭り好きな ふたりらしい結婚式

 

それが『Junifest』

 

28.Juni.2014 ーーー 1日かぎりの特別なお祭り

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招待状の1ページ目に綴った言葉です。

 

『Junifest』と名づけたその結婚式、

福岡の田主丸にある会場で挙げたのですが

会場の緑あふれる雰囲気が、今オットが通う

『Staatliche Fachschule für Blumenkunst Weihenstephan』と似ています。

ドイツのガーデンや森のような雰囲気の中で挙げる結婚式ですもの、

ほかにもドイツを感じてもらおう♪と準備をすすめました。

 

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まず、会場に到着した皆さんには、ウェルカムドリンクと一緒にドイツソーセージやハムをサーブ。偶然、大学の後輩にドイツソーセージづくりの修行中の子がいるのですが、この日のために特別セットを用意してくれたんです。移動に長時間かけて来てくれた参列者の方がたくさんいたのですが、挙式の前に少しお腹を満たせたみたいで、好評でした♪  超大量のおいしいドイツソーセージを用意してくれた後輩くんに、感謝!

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披露宴の乾杯酒はシャンパンではなく、ドイツビールで♪ 私たちがドイツで暮らすフライジングの地ビールであり、また現存する世界最古のビール醸造所でもあるWeihenstephanを用意

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当日は、生バンドに演奏に入っていただいたので…

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会場みんなでEin Prositを熱唱!笑

掲げるビールは、ドイツっぽく瓶のままで!

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とはいっても…日本ではなじみのない「Ein Prosit」。

実は、本番できちんと盛り上がるようにと、「司会」を担当してくれた従姉と「乾杯のあいさつ」を担当してくださった先輩の計らいで、挙式後私たちが控室に戻っている間にリハーサルをやってくれたのです。でも、うれしい誤算、リハーサルでもすでに大盛り上がり!「123、乾杯~!」と日本語でやるか「Eins Zwei Drei、プロースト!」とドイツ語でやるか多数決とったりもしていたようです(結婚式で多数決って!笑)。結果、圧倒的多数でドイツ語に決定♪

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Eins Zwei Drei, g'suffa!  プロースト‼

みんながWeihenstephanの瓶を高らかに揚げた光景は、それは見事でした♪

参列してくれた皆さんに、ドイツの雰囲気感じてもらえたかなぁ!?

その後、『Junifest』に足を運んでくれた方がミュンヘンを訪れてくれると

「Hofbräuhaus(ホーフブロイハウス)」に一緒に行って本場の「Ein Prosit」を聴くのが

お決まりのコースになっています。笑

 

 

そして、現在学生生活を送るオットですが、

一応(なんて言ったら怒られそうですが)約10年花業界の経歴を持つプロ!! 笑

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なので、当日のブーケは参列者の皆さんからお花を受け取って、皆さんの前で制作するブーケセレモニーを行いました

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生バンドをバックにブーケを作る姿に、両家の家族も大喜び!

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そして、会場装花は、オットが日本で働いていた会社のお世話になっていた方々が特別に担当してくださりました。当日朝早くからわざわざ山にブルーベリーを採りに行って素材にしたり…とにかく素敵すぎてビックリ!

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高砂にいる私たちにしか見えないところに、こっそりとウサギやバンビのぬいぐるみをしかけたり、新郎をあらわすブルーと新婦をあらわすピンクのお花をあしらってくれたり…。心くすぐる演出ばかり!

 

 

ほかにも…『Junifest』は祭りですから、みんなで盛り上がろう!と

従来の結婚式とコンテンツの流れを変えてみたり、いろんな仕掛けをやらせてもらいました。

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披露宴入場のBGMは自分たちも一緒に演奏したのですが、皆さんの手拍子がとても温かく、そしてとてもハイスピードで(←笑)パニック!! 爆笑

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お色直しは、6月28日の花個紋「枝花柘榴」を入れた法被で♪

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大学のサークルの後輩たちが奏でるお囃子に導かれて入場

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二人とも一緒に取り組んでいた青森県の民俗芸能、大川平の荒馬!

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らっせーらーらっせーらー!らっせらっせらっせーらー!

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さいごは、会場みんなでマイムマイム!!

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レインボーアフロのカツラを用意してきていた友人がいました。そのテンション、大正解!笑

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大盛り上がりのまま、幕を閉じました♡(両親へのあいさつなどは、式の中盤で終了済み…てへ)

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披露宴会場から退場する私たちを送りだしてくれるこのみんなの笑顔は、「ドイツ、行ってらっしゃい!!」と言ってくれているようで…感動!うぅっ~!!

 

 

二人ともやるとなったらとことんこだわりたくなってしまう性格だったり、

ケルンにいたオットが福岡に戻るのは6月に入ってからで、準備が超ドタバタだったりして、

担当してくださったプランナーさんプチパニック!でしたが(あの時はゴメンナサイ)

本当に素敵な1日を過ごすことができました。

 

 

 

あの日から、ちょうど1年が経ったんですね。

結婚式後に、ツマも仕事を辞め、二人でドイツへ引っ越し、環境が変わり、

一言では振り返ることができない、なんとも特別な1年間でした。

 

いまの暮らしにくじけそうになった時、

何度も私たちを救ってくれたのが結婚式の思い出 。

 

以前の記事にも書きましたが

ドイツでは貯金切り崩し生活になることがわかっていたので、

ドイツ渡航直前の結婚式に

お金をかけるのはやめたほうがほいのではないかという話にもなったのですが…、

挙げてよかったな♪ って思います。

 

 

あの日、全国から駆け付けてくれた参列者の皆さん。

「結婚式というより…祭りです!」という私たちからの案内に戸惑いを覚えた人も多いでしょう。

そんな中、足を運んでくれて、色んな協力をしてくれて、一緒に盛り上がってくれて。

おかげで素敵な思い出ができて、その思い出に救われることも多い今。本当に感謝です。

日本に帰ったら、恩返ししていきます。

 

 

さて。

「Junifest」から1年記念日で余韻に浸ってはみたものの…

現実は、オットただ今学年末テスト期間真っ最中!

今週大変な科目があるとのことで、一日勉強して終わってしまいました。

現実とはこういうもの。笑

こんな何気ない一日一日の積み重ねこそ、結婚生活なんですよね。

きっと。

 

また新しい一年をじっくり歩んでいきたいと思います。

 

 

 

最後まで読んで下さってDanke schön!!

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