学校の授業でモードショー開催!そして、卒業試験へ…。
オットが選択している授業のひとつ、
「Designorientiertes Gestalten」で先日、モードショーを行ったそうです。
「Designorientiertes Gestalten」を日本語には直訳しづらいのですが、
「デザイントレンドの解明とデザインコンセプトの創造」的なことを学ぶ授業なんですって。
さてさて、
このモードショーからさかのぼること1カ月前。
この授業を履修しているオット達6人の学生たちは、
ファッションブランド「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」について学んでいました。
「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」は、
ISSEY MIYAKEが1989年に発表したプリーツ作品が徐々にシーズンごとに発展し、
1993年春夏コレクションから、ブランドとして本格的にスタートしたもの。
「プリーツスカート」といえば、女子高生の制服をはじめ馴染み深い響きですが、
「プリーツ」というのは、布地に立体的な動きを付ける伝統的な加工技術のひとつなのだそうです。
ここからインスピレーションを受け、作品作りをスタートさせた学生たち。
まず6人の学生の名前が入ったくじを引き、誰が誰をモデルにした作品を作るかを決めます。
そして「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」を通して得た知識をもとに、
自分が担当するモデルからイメージするウェディングドレスを制作。
今回使用したドレスの材料は、紙。
オットが通う学校『Staatliche Fachschule für Blumenkunst Weihenstephan』の作品作りは、
常に「実験的であること」も大切にしているんですって。だから今回は紙でドレス。
約1カ月(週1回 × 4回)の授業を通して、それぞれくじで決まった相手のドレスを制作しました。
さらに、それに合わせたお花のブーケも(オットが通うのはお花の学校ですから、ここ大事)完成させて、
最終発表。モードショーの開催です!
当日は、1年生やこの授業を選択していない2年生も見学に集まりました。
ドレスとブーケを身にまとったモデル(学生)が、
これまたモデルに合わせてセレクトされた音楽にのせてランウェイを歩きます。
せっかくなので、オットの同級生たちが作った作品をご紹介。
もちろんオットもモデルやりますよ。作ってもらったのはウェディングドレスではないけれど。笑
割とこういうのノッちゃうタイプ!
割とこういうの嫌いじゃないタイプ!なオットです…。汗
そして、オットが作った作品です。
アンヤという同級生をモデルに制作。
アンヤはダンスが得意なので、歩いたり跳ねたりするとフワフワと動く形のドレスに。
そして、ブーケも同様、揺れるとフワフワと動きが出るようにし、
またドレス(スカート)裾部分の四角の形に特徴があるので、
花材の茎も折って、角々とした形を取り入れて創り上げたのだそうです。
後姿。
確かに、アンヤは喜びを表現する時のキャピッとする姿が可愛らしい女性なので、
ボリューミーで動きのあるスカートは似合うかも。
アンヤのモデル姿、かっこいい~!
ドイツの女子がモデルをやると、素人なのにかなりサマになるんですよね。うらやましいっ。
こうして、授業の大きめのイベントが終了。
卒業が近づいてきて授業も変則的になり、
ガーデンにピクニックとか、教会を見学してアイスを食べに行くとか、ゆるい内容になってきています。
ついに卒業なんですね~。
ですがその前に「Abschlussprüfung(卒業試験)」が待っている!
いよいよ来週再来週にかけて4教科分の学科試験、
その後は作品制作試験が行われます。
先週末は、食事と睡眠以外ずっと勉強していました…。
よっぽどのことがない限り卒業できないということはないと思いますが…最後まで気は抜けませんね。
無事、パスできますよーに!!
今日も遊びに来て下さってDanke schön!!
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