夫33歳、ピカピカの1年生

ドイツでフローリストマイスターをめざすオットと、ついてきたツマの日常。(2014年9月~ミュンヘン・フライジングで生活 / 2016年7月オットの卒業とともに帰国しました)

【ガルミッシュ・パルテンキルヒェン】 ドイツ最高峰ツークシュピッツェにお出かけ①

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雨続きの6月でしたが、昨日今日は気持ちの良い快晴!

しかも、気温30度!

突如訪れた、夏!

なので、急遽、以前からずっと機会をうかがっていた

ドイツ最高峰 Zugspitze(ツークシュピッツェ)へ行ってきました~!!

 

 

ドイツ暮らし期間中は貯金を切り崩しながらの生活なので

旅行(にはたくさん行きたい、複雑なオット心)先を選ぶ際は物価の安いところを優先してきた私たち。

そのためイギリスとスイスは諦めました。

(イギリスはEU離脱という衝撃的なニュースでポンドが下落し、行き時なのか!?と慌てさせられておりますが…)

でも本音は、スイスのアルプスの景色を拝みたいとずっと思っていたので、

その思いを少しだけ埋めるためにも、スイス気分を味わえそうな

ドイツのツークシュピッツェにはぜひ足を運んでおきたかったのです。笑

 

 

というわけで、バイエルンチケットを使って出発!

ミュンヘン中央駅からRB(レギオナル・バーン)に乗って約1時間半、

Garmisch Partenkirchen(ガルミッシュ・パルテンキルヒェン)駅に到着です。

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駅のホームに降り立つと、早くも目の前にアルプスが顔をのぞかせ、なんとも雄大な景色。

天気予報の通り、快晴。雲一つない青空が広がっています!

うん、これなら山頂の景色も大丈夫そう♪

 

Garmisch Partenkirchen(ガルミッシュ・パルテンキルヒェン)駅で電車を降りたら、

そのまま隣にあるBayerische Zugspitzbahn(ツークシュピッツェ登山鉄道)の駅へ移動します。

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Bayerische Zugspitzbahn(ツークシュピッツェ登山鉄道)

バイエルンチケットが使えないので、別途切符を購入しなければなりません。

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切符は大きく分けて3種類。

花 Zugspitze Ticket 地図上赤いルート。ツークシュピッツェ(2692m)への登山鉄道およびケーブルカーを利用できます → 53ユーロ(片道 31.5 ユーロ)

花  Garmisch-Classic Ticket 地図上青いルート。アルプシュピッツェ(2050m)への登山鉄道およびケーブルカーを利用できます → 26ユーロ(片道 17ユーロ)

花花  2-Gipfelpass ツークシュピッツェとアルプシュピッツェの両方へ足を運べるチケット → 63ユーロ(学生証提示で53.5ユーロ)

※ すべての切符に子ども料金はありますが、Zugspitze Ticket・Garmisch-Classic Ticketに学生料金はありません

※ 購入時にバイエルンチケットの提示をお忘れなく!一人5ユーロ値引きされます

※ 以上すべて2016年6月夏料金です

 

私たちはZugspitze Ticket(赤いルートの切符)を購入しました。

値引きされても48ユーロ × 2人分は高い!! 高いけど…スイスに行くよりは安いから仕方がない。笑

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登山列車のホームへ。 

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平日ですし、オットが朝から卒業試験の準備で花市場に出かけて

ゆっくりめの出発だったこともあり、行きの車内はまったく混雑していませんでした。

ゆったりと座って、車窓からの気持ちの良い景色を眺めます。

 

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さて。ツークシュピッツェ山頂へのルートには、

地図上も途中でふたつのルートに分かれている通り、2つのアクセス手段があります。

 

花 Garmisch Partenkirchen(ガルミッシュ・パルテンキルヒェン)駅からずっと登山列車に乗り、標高2600m地点のZugspitz Platt(ツークシュピッツプラット)駅でGletscherbahn(山頂ケーブルカー)に乗り換えて山頂へ行く方法 / こちらの方が少し時間がかかります

花 Garmisch Partenkirchen(ガルミッシュ・パルテンキルヒェン)駅から登山列車に乗り、Eibsee(アイプ湖)駅でEibseeseilbahn(アイプ湖ケーブルカー)に乗り換えて山頂へ行く方法 / こちらの方が少し時間を短縮できます

 

往路と復路で違うルートを楽しむと良いと思いますが、

私たちは往路に後者のEibsee(アイプ湖)でケーブルカーに乗り換える方法を選択しました。

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「ケ」がスッ転んだ看板のケーブルカー乗り場に到着。笑

しかも「アイプゼー」じゃなくって「マイプゼー」に見える。色々おしい!

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このケーブルカーで一気に山頂を目指します。

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はるか遠くに見える山頂。

途中からスゴイ急勾配なので、スピードはゆっくりめです。

30分かけて登っていくため、高所恐怖症の私(ツマ)は

途中の景色を楽しむ余裕はあまりなく、手に汗握る時間を過ごしていました。

 

そして、遂に、山頂に到着!

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ドドーン!

ドイツ・オーストリア・スイス・イタリアの4か国にまたがるアルプスが目の前に。 

写真にはおさまりきれないパノラマビューが広がっています。

気温が30度にも達したこの日ですが、2962mに位置する山頂の気温は15度ほど。

ヒンヤリしつつも、太陽の光が降り注いで最高に気持ち良いお天気でした。

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反対側の景色。先ほどケーブルカーに乗った場所、Eibsee(アイプ湖)が遠くに見えます。

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金色の塔が本当の山頂なのですが、私たちがいた展望台からは行けませんでした。

6月初旬に山開きされたツークシュピッツェには、自分の足で登ってきている人達もいて、

本当の山頂は彼らだけがたどり着ける特別な場所のようです。でもさすが、皆さん本格的な装備。

素人がピクニック感覚では登れない山ということですね!

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山頂の展望台には、 割とゆっくり時間を過ごすための場所が整えられています。

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屋外でビールやドイツ料理を楽しめるお店もありますし、屋内にしっかりとしたレストランも。美味しそう!

それを横目に、私たち留学生夫婦は家から持参した安物クッキーをポリポリ。節約が大事なんですっ。笑

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そう、山頂はオーストリアとの国境でもあるんです。

ここはオーストリア・ チロル州への入り口♪

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ひょいっと国境を潜り抜け、チロル側の展望台に行くとオーストリアの国旗がはためいていました。 

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展望台に、雪山。

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山頂で「ほら、ここはスイス~。スイスにいるよ~」と自分をだます呪文を唱えていた私たちですが…笑

ここにマッターホルンはなくとも、スイスにも(きっと)負けず劣らず

本当に気持ちの良いツークシュピッツェ観光になりました。

これからの季節、晴れの日のツークシュピッツェはなかなかオススメですよ。

 

長くなってきたので、復路とGarmisch Partenkirchenの街散策はまたあらためて

次回の記事でご紹介しようと思います。

Tschüss!

 

 

 

今日も遊びに来て下さってDanke schön!!

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