夫33歳、ピカピカの1年生

ドイツでフローリストマイスターをめざすオットと、ついてきたツマの日常。(2014年9月~ミュンヘン・フライジングで生活 / 2016年7月オットの卒業とともに帰国しました)

ドイツの優雅な夜にうっとり♪ バイエルン国立歌劇場でオペラ鑑賞。

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ミュンヘンで銃乱射という悲しい事件が起こった翌朝(つまり昨日)、

旅行を終えて帰宅してきました。

朝早い出発だったので、飛行機は無事に飛ぶのか、公共交通機関は無事に再開するのか

色々と不安もありましたが、無事に帰って来ることができてよかったです。

 

さて。今日はひさしぶりにドイツのお話。

旅のことも書きたいことはたくさんあるのですが、

本帰国まで1週間という残された期間でフィンランド&スウェーデンネタというのも…と思い、

旅ブログはひとまずお休み。笑

 

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今回の旅行に出かける前日、バイエルン州立劇場でオペラを観てきました。

なんとその前の週末に続いて、2週連続のオペラです。

しかも、初・バイエルン国立歌劇場!!

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バレエやオペラを鑑賞できるバイエルン国立歌劇場

(実際の運営はバイエルン州とミュンヘンの補助金が大半を占めていることから、

「バイエルン州立歌劇場」とも呼ばれています by Wikipedia)

ドイツを代表する歴史あるホールということは知っていたので、とても興味があったのですが、

「もう行けないだろうな…」と諦めていました。

ところが、何ということでしょう!

ありがたいことに、チケットをいただいてしまいましてっ!!

オットと友達と一緒に、オペラを観劇することができました。

 

 

ひとまず開演1時間前にお友達と合流。

以前辻井伸行さんのピアノコンチェルトを聴きに行った時もそうでしたが、

ドイツのチケットは、開演時間しか書かれていません。

日本だと開演時間と別に開場時間も書かれているので分かりやすいですよね。

ドイツの場合、開場時間がよく分からないので、早めに行動してみました。

劇場のエントランスは入ることができたので、とりあえず中に入って待つことに。

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エントランスを入ると、早速煌びやかながらもシックな空間が!品があって、素敵です。

 

この時点ではまだホールに入ることはできませんが、

おしゃべりしたり、着飾った紳士淑女を眺めていたらあっという間に開演間近。

ご夫婦で、旦那さんの蝶ネクタイの色と奥さんのタイツやアクセサリーの色を合わせていたりと、

日頃は「おしゃれにうとい」なんて言われているドイツ人の方々の着飾り方にうっとり。

やっぱりクラシックの本場なんだなぁと、惚れ惚れしてしまいました。

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ホールの中も、シックで素敵! ザ・ヨーロッパな雰囲気溢れる円形ホールです。

 

 

今回いただいたチケットの演目は「炎の天使」

セルゲイ・プロコフィエフ氏によってフランスで1927年頃に完成。

1540年頃のライン地方を舞台に描かれた作品で、ドイツにも縁があります。

恋愛の三角関係がオカルティックに表現され、奇作といわれている知る人ぞ知る演目。

それが今回は、現代版にアレンジを加えた演出になっていました。

 

100%分からないフランス語の歌詞に

95%分からないドイツ語の字幕ということで

内容はさっぱりでしたが(笑)、

今回いただいたチケットが、なんと前から2列目という超良席!

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オペラ歌手やオーケストラ奏者のお顔もバッチリ拝見でき、すてきな音楽にうっとり。

とても楽しむことができました。

 

あれだけ大所帯のオーケストラの中、しっかりと通るオペラ歌手の声。

しかもこの作品は、激しい喧嘩のシーンなども多く、舞台を縦横無尽に動き回り、

相手役をボコボコ殴るしぐさをしながら、歌い続けるのです。

その声量は圧巻!

 

そしてまた、オーケストラのコントラバスにひとり素敵な方がいまして。

舞台の前の凹んだ部分(オーケストラ・ピット)に座っているオーケストラの奏者は、

客席からほぼ見えないにもかかわらずしっかりタキシードを着用しています。

そして皆さんマジメな表情で演奏されているのですが、その中に、

ちょっぴりラフなヘアスタイルの男性がひとり。

余裕のある演奏をしながら、たまに後ろを振り返って舞台を鑑賞しているのです。← コラッ!笑

 

奇作と言われるのもうなずける演出で、途中

男性のダンサーや歌手たちがなんとイチモツをチラチラさせながら

ステージを動き回るというシーンがありました。

閉幕後、友達とオットとともに「あれは本物だったのか!?」と議論しちゃいましたよね。笑

そのシーンがやってくると、舞台を見て笑っちゃっているそのコントラバス奏者。

でも自分が演奏する際は、しっかりと演奏していて。

『重版出来』のオダギリジョーのような、

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はたまた、『のだめカンタービレ』の瑛太のような、

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ゆるカッコいい演奏スタイルが、ツマの心にズキュン!!

そのお姿をたっぷり堪能できて、素敵な時間になりました。← そこ!? 笑

 

諦めていたバイエルン国立歌劇場での芸術鑑賞。とても優雅でした。

ここで素敵な時間を過ごすことができて本当に良かったです。ありがとうございましたー!

 

こちらのサイト↓でチケットを購入することもできるので、興味ある方はぜひ。

 

 

 

Bayerische Staatsoper(バイエルン国立歌劇場)

■所:Max-Joseph-Platz 2, D-80539 München

■チケットはこちらから(日本語) ▷▷▷ バイエルン国立歌劇場ミュンヘン チケット

 

 

 

今日も遊びに来て下さってDanke schön!!

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