オット、笑顔と涙の卒業式。
昨夜は、オットが2年間通った学校
『Staatliche Fachschule für Blumenkunst Weihenstephan』の卒業式でした。
さすが欧米、家族も積極参加が求められます。
ですが私(ツマ)、昼間は引っ越しの準備をして、夕方からはじまる式に向けて少しお昼寝をして…
式がはじまる前に既にだいぶ面倒くさい…。笑
「あーー、このまま寝たいーー」と思いながら身支度を整え、足取り重たく学校へ。← ひどいっ!
ウェルカムドリンクをもらって、式が行われる会場に座って、開式の歌を聴いて(オサレ…笑)
すると、あれあれ!? あんなに卒業式に足を運ぶのが面倒くさかったのに、
突然「あぁ本当にドイツ生活が終わるんだな」と
こみ上げてくるものがありました。
歌に続いて、卒業証書授与。
涙を流す同級生や、後輩たちの温かい拍手に見守られ…。
オットのパートナーである1年生(日本人女性です)からもギフトをもらって、ハグハグ♪
ここで一旦ディナータイムをはさみ、
卒業生から先生たちへのプレゼント贈呈や、1年生のパフォーマンス鑑賞。
コンテンツ盛りだくさんの式が終了し、パーティタイムへ!
バーカウンターでお酒を飲んだり、ダンスホールで踊ったり、アイスクリームを食べたり…
また、1年生が卒業生や先生へのサプライズとして用意していた校内スタンプラリーをしたり。
(全部スタンプが埋まると、バーカウンターで好きなカクテルが1杯サービスに。
卒業生の学級委員長の子は「こんな素敵なサプライズを用意してくれているなんて!」と号泣。
1年生一人ひとりに愛を伝えて回っていました。可愛い。)
さらに、伝統行事の長靴型ビアジョッキの回し飲みが行われ…
時計の針は、真夜中の3時。
こうして、泣いたり笑ったり、盛りだくさんの卒業式が幕を閉じました。
思い返せば、最初オットが「海外に行きたい」と言いだしたのは大学4年生の頃。
そこから就職して花の業界に身を置くようになると、
オットの中で「ドイツで花の技術を学びたい」と具体的に行きたい国が見えてきて…。
それでも、実際に日本を発つまで8年近い月日を要しました。
オット(当時はまだ結婚していませんでしたが)がいつドイツに旅立つか決まらないことで
私(ツマ)も自分の未来がまったく見えず、20代の終わりには
① 今年出発するなら、2年ドイツに行っても良いよ
② 来年出発するなら、1年ドイツに行って日本に帰っておいで
③ いつ出発するか分からないなら、もう別れてくれ
④ もしくは、「もうドイツに行かない」と決断してくれ
という4択をオットに言い渡したこともありました。
結局、オットが選択したのはこの4択どれでもなく…
この話をした翌年に出発して、ケルン+ミュンヘン+フライジングで
計3年10カ月ドイツに滞在(しかもその途中で結婚)するというもの。
さらに途中からは私もドイツで暮らすことになるわけですから、紆余曲折ありすぎです。笑
実際『Staatliche Fachschule für Blumenkunst Weihenstephan』に
入学してしまってから(つまり私もドイツに来てから)の2年間はアッという間でしたが、
じっくりはじめにさかのぼると、やはりとても長い月日でした。
大学4年生の頃に抱きはじめた未来への不安は
12年かかって良い結果に結びつくんだよと、
あの頃の自分たちに教えてあげたくなります。
手前味噌ではありますが、有言実行だけは取り柄のオット。
ついに、ドイツ国家認定フローリストマイスターを手にすることができました。
長年にわたって、お疲れさまでございました。ここからまた、がんばりましょ!
さ、ついに帰国です~。
今日も遊びに来て下さってDanke schön!!
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