夫33歳、ピカピカの1年生

ドイツでフローリストマイスターをめざすオットと、ついてきたツマの日常。(2014年9月~ミュンヘン・フライジングで生活 / 2016年7月オットの卒業とともに帰国しました)

ふるさと熊本で思うこと。

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おひさしぶりです。

私(ツマ)はいま熊本に帰省しています。

オットはオットの実家に。ただいま、別行動中です。

 

4月に起きた地震以来、はじめての熊本。

熊本の前に立ち寄ったオットの地元から、新幹線で帰省したのですが、

熊本駅が近づくにつれて、窓の外にブルーシートに覆われた家が増えてきました。

f:id:otto33:20160809225424j:plain こんなお宅がたくさん!

一気にあの地震の被害をリアルに感じた瞬間でした。

新幹線が通る場所は、ニュースで被害が大きいと報道されていた

「益城」から離れた地域にもかかわらず

多くの屋根にブルーシートがかぶせられていて、その景色には驚かされます。

 

熊本のシンボル熊本城も、報道で見ていた通り多くの瓦屋根が落ち、さびしい姿に。

f:id:otto33:20160809230016j:plain 黒い瓦が落ち、屋根が真っ白に

街中は多くのお店が営業を再開して震災前の姿を取り戻しつつありますが、

好きな景色のひとつ、街中から望む熊本城と路面電車の風情ある景色は

今もなお震災後大きく様変わりしてしまったまま。

熊本城の復旧には30年もの月日が必要と言われており、

一日も早く元の姿を取り戻すことを祈らずにはいられません。

 

今回の地震後、母が思い出したのですが、

阪神淡路大震災が起きた頃、当時私(ツマ)の小学校の先生が

『熊本は活断層の真上にあるから、熊本も気を付けなければいけない』と言っていたのだそうです。

 

それから20年以上の時間がたって、すっかり忘れ去ってしまっていた頃に

先生の言葉が現実のものになってしまいました。

 

ドイツの生活ではテロの不安がありましたが、

日本の生活は地震が不安。

テロも地震もどちらも予想ができないものなので、

日本に帰ってきたからといってホッとはしていられないのが正直なところです。

 

今回熊本で大きな揺れを経験した私(ツマ)の両親は

経験したからこそ分かる恐ろしさがあるようで、

私たちの新生活の地が関東であることに心配を抱いているそう。

 
地震よ、起きませんように…という生ぬるい気持ちではなく、
きっと地震は起きるという考えを持って、備えを整えていかねればならないと思ったのでした。
と書いている今も、小さな余震が発生。震度2でこれほど揺れるのですから、やっぱり震度7の恐怖は計り知れません…。
 
 
 

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