夫33歳、ピカピカの1年生

ドイツでフローリストマイスターをめざすオットと、ついてきたツマの日常。(2014年9月~ミュンヘン・フライジングで生活 / 2016年7月オットの卒業とともに帰国しました)

冬休みのできごと。戦場と化するお正月。

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2015年1月1日になった瞬間(ドイツ時間) わー、おめでとう!(ハグハグ)

 

 

お正月のカウントダウンに花火だなんて、ステキ~!!

なんて気持ちでいたら、ドイツではエライ目にあいますのでご注意ください。

今回、身をもって体験してきました。

 

大晦日の夜、

お世話になっているミュンヘンの日本人フローリストさんと一緒に

焼き鳥屋でご飯を食べ、そのまま花火を見に行く予定にしていました。

 

時計の針は23時半。

そろそろお店を出ようとすると、焼き鳥屋の店長さんが

「マリエンプラッツ行くん?ほんまに?死ぬで!気をつけて」と。

 

ドイツのカウントダウンの花火の恐ろしさは聞いてはいましたが、

そんなに!?!? と驚きながらも、出発。

 

 

Universität → Odeonsplatz → Marienplatz と徐々に街中に近づいて行ったのですが、

平和に、でもきれいな花火を楽しむなら

Universität と Odeonsplatz の中間地点で、それぞれの花火を眺めることですね。

 

 

Odeonsplatz に着くと、

右に左に前から後ろから、すごい数のロケット花火。

この花火はプロが打ち上げるのではなく、シロウトが好き勝手に打ち上げます。

しかし、日本人が家の近くで打ち上げる規模じゃない!! 

日本では花火大会でも見かけそうな割と本格的なやつで、音もすごい!!

それを酔っぱらったシロウトが打ち上げるんですよ。も~。

時には建物の壁にぶつかって急に方向転換したりするから、たまったもんじゃありません。

 

この辺りは大学が近いエリアだからでしょうか。

正装をした “カウントダウンパーティ帰り” な若者たちが多数。

雪で滑る石畳の上、ピンヒール&ワンピースで

花火に火をつける女の子には、ある意味尊敬…(私デキナーイ!)

 

 

 

でも、それはまだ序の口でした。

Marienplatz は、もはや戦場

 

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花火の煙と火薬のにおい、花火のゴミ、投げて割れたビール瓶…

 

数日前までのクリスマスマーケットで賑わっていた、メルヘンな雰囲気が嘘のよう。

時にはズドーンと地響きまでする花火も上がり、

救急車も、警察もいます。(もやはテロですよ…心臓に悪い)

 

数日前の雪でできた小さな山に駆け上がって

雄たけびを上げながら花火を打ち上げる若者の姿を見て、

私の頭の中では「レ ミゼラブル」の歌が流れていました…笑

(戦うものの~ 歌が聞こえるか~♪ ってやつです)

 

私たちがMarienplatzに到着した頃は、

すでに1時近くでもうだいぶ落ち着いていたようですが、

12時ごろから花火を打ち上げ、花火が手元からなくなるとビール瓶を投げだすのだそうです。

「ほんまに?死ぬで!気をつけて」はあながち嘘じゃないのかも。

 

 

ぶじに帰ってこれて良かった―!!

来年は、もう行きません!(キリっ)

 

 

この花火には悪魔を追い払う意味があるそうです。

確かにあんな花火を打ち上げられたら、寄りつくものも寄りつかなくなるに違いない!

2015年も平和な1年となりますように。

 

 

 

 

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