貴重なお魚をゲット!
こちらの生活がはじまって、
日本と一番異なる食文化は、魚を手に入れにくいことかなと感じています。
ドイツは国の北部しか海に面していないこともあり、
魚の種類が少なく、値段も本当に高いのです。
鮭の切り身(冷凍)2切れで8ユーロ(今日現在1ユーロ=142円なので、約1140円!!)とか。
そんな私たちの生活にとって、日本人の口に合う魚をゲットする年1回のチャンス!
それは「ミュンヘン日本人会」が11月に開催する 慈善バザーです。
土曜日、そのバザーが開催されたので、出かけてきました。
バザーはもちろん魚を売っているだけというわけではなく(笑)、
日本のケーキ屋さんで見かけるようなモンブランやロールケーキなどが並んだり
幕の内弁当が売られたり、
ほかにも、手芸品や日本のアニメDVD、中古本などが販売されています。
それでもやっぱり一番人気は、このお魚。
北海水産というオランダの会社 が出店するのですが、
並ぶ魚のラインナップと日本とあまり変わらないような値段設定が魅力的なんです!
あらかじめ、行列に対応するレーンが敷かれていたのですが、
実際に開店と同時に大行列になっていました。
(あんなに大勢の日本人に囲まれたのが久しぶりすぎて、ちょっとドギマギ)
私(ツマ)ももちろん、並びましたよ。
一番お得だなと感じたのが、アジの開き。
5尾入って5ユーロという値段に目が輝くのは、やはり皆さん同じなのか
人気も高く、すぐに箱が空っぽに。次々と追加が投入されていました。
今日の晩御飯はアジの開きを焼く予定です。
大根もあるから、大根おろし添えようかな。
あ、お醤油が切れている!残念すぎる…。
ところで、このバザーが開催された場所は「ミュンヘン日本人国際学校」でした。
子どもがいない私にとって、日本人学校に足を運ぶ貴重な機会です。
バザー当日、校庭で遊びまわる子ども達の姿を見て
あらためて「こんなにたくさん、日本人の小学生がミュンヘンいるのね!!」と
驚いてしまいました。
私たちが通っていた大学(オットとツマはもともと大学の同級生なのです)は
国際的な環境だったこともあり、
海外で生まれ育った日本人や海外の日本人学校経験者に出会う機会が多くありました。
私の場合は、自分の人生をどう遡っても
親の転勤で海外生活…なんてありえないのですが(父は地元でせっせと働いてます。笑)、
この校庭で遊んでいる子達と大学時代の友人達とのエピソードが重なり、
「みんなこういう暮らしを送っていたのね~」とちょっと感慨深く…。
日本人学校は、日本の文部科学省の指導要領に従って教育が行われていますが、
それでも、ここで数年過ごして日本に帰国したら
この子達にとっては、日本の学校の方がむしろ “異文化” になるんだろうなあ。
小学生の頃にドイツ生活を経験したこの子達にとって、
今後どんな未来が待っているのだろう。
幼い頃の異文化体験は大変だけど、視野が広がって明るい未来が待っているはず!
なーんて、色んな思いが頭を巡ったのでした。(誰だよ…ですね。笑)
長くなりましたが、何が言いたかったかって、
魚が欲しければ、ぜひ来年の慈善バザーへ!
店員(オランダ人)が「へい、らっしゃいらっしゃい!!」と威勢よく迎えてくれますよっ、てことです。
それでは、ごきげんよう。
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