ドイツの伝統を感じる、クリスマス装飾「クリッペ」。
今日はクリスマスイブ。
皆さん、食料品の買いだめ準備はOKですか?
24日の午後から休みに突入し、25日・26日が祝日となるドイツ。
さらに今年は27日が日曜と重なったので、3日半スーパーが閉まってしまいます。
元旦ですらお店が開くようになった日本では考えられない話ですが、
ドイツ(特にバイエルン州)は、本当にこれまたお見事にお店が閉まるんですよね。ご注意を☆
(どうしても食材購入が必要という場合、中央駅や空港内のスーパーは開いています)
さて、本題。
ドイツのクリスマス装飾に欠かせない「クリッぺ」のお話しです。
「クリッぺ(Krippe)」はドイツ語で “馬のエサを入れる桶” の意味。
馬小屋で生まれたイエスキリストが、生まれた直後クリッペに寝かせられたといわれていることから
キリスト誕生のようすを再現した模型を「クリッぺ(Krippe)」というそうな。
大小さまざまなクリッペを
街中のクリスマスマーケットや、お店のショウウィンドウなどで見かけるのですが、
ドイツの伝統的なクリスマススタイルを大切にしている、家主のお宅にも飾られています。
この小屋、おじいちゃん(御年もうすぐ79歳)の手作りなんですよ。
電気もせっせと繋いだそうで、「いつも髭剃りに使う洗面所のコンセントを使ったよ」とのこと。笑
第1アドベントの頃から飾られることの多いこのクリッペですが、
クリスマス当日に装いが変わるのです。
12月24日まではマリアとヨセフの人形のみ置かれることが一般的なようで、
12月25日にイエスキリストを
マリアとヨセフの間に配置するんですって!(誕生!)
そして、周りの天使や動物たちもお祝いに駆けつけているようすを模して、
少しずつ小屋に近づけたりするそう。
「ミニチュア可愛い~♡」とか軽い気持ちで見てしまいがちですが…
きちんとした意味合いがあるから、興味深い。
日本では知り得ない、宗教的伝統を大切にされたクリスマスですね。
皆さんも素敵なクリスマスをお過ごしください!
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