夫33歳、ピカピカの1年生

ドイツでフローリストマイスターをめざすオットと、ついてきたツマの日常。(2014年9月~ミュンヘン・フライジングで生活 / 2016年7月オットの卒業とともに帰国しました)

「Gasteig」フィルハーモニーホールで、辻井伸行氏のピアノを堪能!

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どどーん!

ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団などがコンサートを開催する

「Gasteig(ガスタイク文化センター)」です。

ドイツにいるうちに一度はここでクラシックを聴いてみたいと思ってたのですが、

昨夜ついに夢が叶いました!

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世界的に有名な日本人ピアニスト、辻井伸行さん × ドレスデンフィルハーモニーによる

コンサートが開催され、聴きに行くことができたのです!

 

先日ブログにも書きましたが、元々は4月末に開催されるランランのコンサート情報を知り…

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行きたいなぁと思っていたのですが、あいにく4月末はオットの卒業試験が近づいている季節。

それはさすがに難しいと諦めかけていたところに、3月6日開催の辻井伸行氏のコンサート情報をゲット!

辻井伸行氏は、ここ数年毎年ミュンヘンでコンサートを開催しているので、

冬頃から「今年も、もうそろそろかなぁ」とは思っていたのです。

そして、ついにゲットした情報によると、ピアノコンチェルトだし、好きなラフマニノフだし◎

 

ですが、やっぱりオットの課題の状況も分からないし~うむ~とチケット購入に踏み切れずにいたら…

1週間前に、お友達がこのコンサートに行きたがっていることを知り。

それを知って私も感化され(笑)、行きたい思いが再浮上!

オットにおねだりをしたら、

オットも週明けにテストがないことがはっきりしていたことと

「まあドイツ生活も残りわずかだから、最後にいっか♪」という思いもきっとあってのことでしょう、

チケットを取ってくれました♪ うっほほい♪

 

 

そうして、当日(昨日)!意気揚々と「Gasteig」へ。

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私にこのコンサートへの情熱を再び与えてくれ友達と早めに待ち合わせして

併設のカフェで夜ご飯を食べながら、しこたましゃべって笑って(← このことはまた明日)

いよいよ、「Gasteig」の中へ。

 

 

いつもは固く閉ざされた「Gasteig」の扉が開いていて、中に入れることに感動を覚えてしまいました。

待合のロビーでは、バーカウンターが出ていて、ワインやシャンパンに舌鼓をうちながら待つ人々。

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欧米の方々がちょっぴりフォーマルに着飾る姿って、どうしてこんなに素敵なんでしょう!

シャンパングラスが似合うのなんの。

あまりきちんとした服をドイツに持ってきていない私たちは、

服装をどのぐらいのフォーマル具合にするべきか悩みましたが…、

オットは一応ジャケット着用、私も全身黒のニットとスカートに。

ドイツ人は少し着飾るだけでやっぱりかなりゴージャスに見えるので、

日本人の私たちもせめてこのぐらいは着飾っておいて正解でした。おほほ。

そういえば、辻井伸行氏のコンサートとあって、来場していた観客の1割ほどは日本人。

近くにいたドイツ人が「すっごくたくさん日本人がいたわ!」と驚いた興奮気味に会話していたけど、

そりゃ、そうだよね。

日本人の私ですら「こんなにたくさん住んでるのね…」と驚いちゃったのですから。笑

 

 

さて。

開演15分ほど前に、座席へ。

友達とは別々にチケットを取っていたのでここでお別れです。

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どどーん!これが「Gasteig」のフィルハーモニーホールだぁ!

舞台をぐわっと囲むように設置された座席は、ケルンのフィルハーモニーホールも同様だったのですが、

日本のホールではなかなか見かけないカタチで、素敵ですよね。

 

私たちは一番安い席(ひとり35ユーロ程度)で、予約もギリギリだったので、3階席の最後列。

ですが、ピアノの鍵盤はしっかり見える位置を座席指定♪

 

演目は、ドレスデンフィルハーモニー交響楽団 × 辻井伸行氏

「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番」

 

「のだめカンタービレ」ファンとしては、ラフマニノフのピアノコンチェルトなら

ドラマで千秋が演奏した2番(浅田真央さんがソチ五輪のフリーで滑った曲としても有名ですね♪)

を切望するところですが、

3番も千秋指揮 × 孫Rui演奏でスペシャルドラマに登場する曲(マニアックでごめんなさい)

 

今回私たちが座っていた席だとさすがに音が遠いのが残念でしたが、素敵な演奏でした。

たった10本の指であの大きなホールにいる全員を惹きつけるのですから、

ピアニストって本当にすごい。

 

コンチェルトの後、休憩をはさんで、

オーケストラだけの演目 「ドヴォルザーク 交響曲第9番 新世界 より」

第2楽章の「家路」はとっても日本人になじみがありますね♪

 

幼い頃は勢いがある吹奏楽のマーチとかが好きだったけど、

大人になって聴くと、弦楽器の音色の美しいこと!

ヴィオラ・チェロ・コントラバスがたまりません。

 

憧れの「Gasteig」フィルハーモニーホールで

たっぷりクラシック音楽を堪能できた、素敵な夜になりました。

あぁ、これでフライジングまでの家路の面倒くさささえなければ言うことなしっ。

ここまで何年も続けてミュンヘンへ演奏に来ている辻井伸行氏のこと。

今年を逃した!という方も、来年またきっとチャンスがあると思うので、

機会があればぜひ足をお運びください。

 

 

 

Gasteig Philharmonie(ガスタイク文化センター フィルハーモニーホール)

■所:Rosenheimer Str. 5, 81667 München(Sバーン / Rosenheimer Platz駅から直結) ■URL:https://www.gasteig.de/

 

 

 

/// おまけ ///

ミュンヘンの中心エリアから「Gasteig」方面へ行く時

イザール川を渡るのですが、

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この景色を見るたびに「ヨーロッパで暮らしているんだな」とハッとすることが多いのです。

きれいな景色だなぁ~。寒いけどっ!

この辺りのお散歩、なかなかオススメです。

 

 

 

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