夫33歳、ピカピカの1年生

ドイツでフローリストマイスターをめざすオットと、ついてきたツマの日常。(2014年9月~ミュンヘン・フライジングで生活 / 2016年7月オットの卒業とともに帰国しました)

暮らして分かった!ドイツの電車のビックリ事情。

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春・夏・秋の年に3回開催されるミュンヘンの蚤の市「Auer Dult」が今日からスタート!

Click!! >>> 「ポーリッシュポタリー」に出会える蚤の市「Auer Dult」(2015年10月19日UP)

Click!! >>> 秋の骨董市で、ドイツの生活の知恵を学習。(2014年11月2日UP)

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ドイツで暮らして1年半。

今の環境がすっかり「当たり前」のこととして自分に定着してきましたが、

振り返ると、慣れる今までビックリすることの連続でした。

特に今の生活で一番乗る公共交通機関、電車。

いろいろ発見したこともあるので、まとめてみました! 

 

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f:id:otto33:20160429210757j:plain 乗客に犬がいる

ドイツに来てまだ間もない頃にもブログに書きましたが、ドイツはさまざまなところに犬がいます。

そして、それは電車の中も例外ではありません。

ドイツで犬を飼っている人は毎年犬税を払っていることもあり、

電車やバスに犬を乗せる際は、ペット用の運賃は必要ないのです。

そのため、電車で犬は本当によく見かけますし、彼らも慣れたご様子。

今となっては、私(ツマ)もまったく驚かなくなりました。

 

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f:id:otto33:20160429210757j:plain 5人で利用すると運賃がやたらと安い

ドイツの電車の運賃には、1人用とグループ用を選べることがよくあります。

グループ利用の場合は、だいたい最大5人まで利用できるのですが、

この5人で利用するとかなり安い!というチケットが、ドイツにはたくさんあるのです。

 

例えばミュンヘンーフライジング間を利用できる1日乗り放題券(Tageskarte)の場合。

1人の Tageskarteは12.4ユーロ(2016年4月現在)かかるのに対し、グループは23.2ユーロです。

このグループTageskarteは2人で利用しても5人で利用しても金額は同じのため、

5人で利用した場合、1人当たりの金額が4.64ユーロ!

1人用のTageskarteを買った場合との値段の差が8ユーロもあるのです。安すぎっ!!

これ…グループ利用のチケットは人数によって少し値段を変動させて、もう少し儲ける仕組みを作って、

その分1人用のTageskarteを安くしてもらえませんでしょうかね…。涙

 

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f:id:otto33:20160429210757j:plain 隣に座ってくる問題

電車の4人向かい合いのシート、進行方向に一人で座っているとします ↓

f:id:otto33:20160429213800j:plain→ → 進行方向 → →

日本だったら、次に埋まる席はこうだと思うのです ↓

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進行方向に背を向けることにはなるけれど、既に座っている人の斜め向かい。

ドイツでもこのように座る方もいるのですが、

でも、こうなる場合も多いのです ↓

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隣!!

このように隣に座って来る方は、

割とおじさまおばさま、おじいちゃんおばあちゃんが多いような気がします。

まぁ空き席なのでどこに座ってもらっても問題はないのですが、

日本社会での「慣れ」があるので、隣に突然座られるとちょっと気まずいのが本音です…。

 

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f:id:otto33:20160429210757j:plain 改札がない!無賃乗車しちゃう!?

ドイツの駅は、地下鉄・電車ともに改札がありません。

そのため、切符を持っていようが持っていまいが、物理的には電車に乗れてしまいます。

その代わり抜き打ちで切符をチェックするスタッフがやって来て、

切符を持っていなければ罰金60ユーロを支払わなければならないという仕組み。

急いでいて駆け込みで電車に乗って「あ!切符買ってない!」

なんてことにもなりかねないので、要注意です。

ちなみに私は、現在朝9時以降に使える定期券(IsarCard 9Uhr)を1年間分買って利用しているので、

切符の買い忘れ乗車の心配なし!

朝9時以降という条件付きですが、グッと値段が安くなるのでオススメです。

 

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f:id:otto33:20160429210757j:plain 乗客がお互いに優しい

日本だと、バギーを満員電車に乗せることがよく問題になり

ニュースにも取り上げられますが、ドイツではまったく問題になりません。

それどころか、そもそもドイツのバギーは折りたたむことができないものも多く、

ママたちも大きいバギーをド~ンッと電車に乗せちゃいますし、それを煙たがるような乗客もいません。

むしろ、みんな積極的にバギーの乗降車を手伝います。

 

ほかにも、お年寄りや子連れへ席を譲るのもみんな自然に行いますし、

こういう雰囲気はドイツの好きなところです。

 

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そう。

ストライキ起こして電車のダイヤが乱れまくるなど、トラブルに巻き込まれたら最悪ですが、

通常運転さえしてくれれば、ドイツの電車は日本よりよっぽど雰囲気が良いと思います。

それは隣の席の知らない人とも平気で喋りはじめたりするような

バイエルンの人たちの明るい気質によるものなのかもしれませんが…。

今はドイツの電車の光景にすっかり慣れて、ビックリも感動もしなくなってしまいましたが、

日本に帰国した後、あの殺伐とした満員電車に乗った時には

ドイツの平和な電車の光景が懐かしくなるのかな~なんて思うのでした。

 

 

 

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